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ボディマッサージ
「こり」が引き起こす骨格の歪みと歩行の関係
「クセ」がくせもの?!
人の筋肉の使われ方には少なからず左右で「差」があります。
その差が大きく「筋肉」や「骨格」に負担をかけるような「クセ」は「筋肉」のバランスを崩し、「骨格」を大きく歪めてしまうかもしれません。
その「クセ」はどんな「クセ」?
例えば...
- ・バックや鞄を持つ時いつも同じ方の手を使っていませんか?
- ・立っている時に体重をかけている方の足はいつも決まっていませんか?
- ・お仕事中など、パソコンの画面の位置が斜めの方向にあり、身体を傾けて作業をしていませんか?
こういった身体への負荷の偏りは、「筋肉疲労」の差を生じさせ「骨格の歪み」を発生させることがあります。
どういうことかというと、「筋肉疲労」が原因で生じた血行不良は「筋肉」が硬くなり「こり」を発生させます。
硬くなった「筋肉」は収縮が続き、より収縮が強い方に「骨」が引っ張られてしまうことがあるということなのです。
「楽」だからといって...
「こり」が発生している部分は「筋肉」が硬いので、動きが悪くなります。
試しに、後ろを見るように首を左右に回してみたり、上半身を回してみてください。
回しづらい方向や、違和感を感じる方向があったら左右の「筋肉」のバランスが悪いということが考えられます。(もしかしたら、すでに骨格の歪みがあるかもしれません)
こういった状態が続いていると、無意識のうちに「使い易い」楽な方ばかりを使うようになってしまいます。
このことが、ますます負担をかけバランスを崩してしまうのです。
こうしてバランスを崩した「筋肉」により「骨格」は歪んでしまうことがあるということを覚えておいてください。
「使い易い」「動き易い」からといって「楽な方」ばかりを使っていると、「こり」は取れず「歪み」を誘発し、貴方の身体はドンドン「つらく」なってしまいます。
「歩行」との関係
「筋肉」のバランスを崩すことは、「歩行」のバランスにも影響します。とりわけ「骨盤」や「股関節」などで発生するとその影響は大きいといえます。
一方の足にかかる負担が大きいと「タコ」や「魚の目」などのダメージの出かたにも「差」が出てきます。また、「腰」にかかる負担の「差」が生じて「骨盤」が歪む事があります。
「タコ」や「魚の目」に痛みが発生した場合はそちら側の「足」をかばうようになりますので、今度はそのことが原因でバランスを崩し、前述の「筋肉疲労」の差を「骨盤」や「股関節」に生じさせてしまい、「骨格の歪み」にもつながる可能性があるのです。まさに悪循環ですね。
そうならないためにも、常にバランスの良い「筋肉の使い方」を心掛けましょう! 「右足」に体重をかけ過ぎていたら、真っ直ぐ両足で立つようにし、重いカバンは「交互」に両方の肩(手)を使って持つようにしましょう! 「こり」が溜まってしまった場合は、ストレッチなどで筋肉をほぐしてあげるのが効果的ですが、それがなかなかできない場合は10分でも、20分でもマッサージを受けて緊張した筋肉をほぐしてあげて下さい。