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「こり」はなぜおこるのでしょう?

身体の動きの「とどこおり」が「こり」のルーツ!

「こり」とは「筋肉」「靭帯」「腱」「関節包」「椎間板」「半月板」「内臓」「横隔膜」「腹膜」「腸間膜」「血管」などが硬くなった状態を言います。
語源は血液「リンパ液」「脳脊髄液」「眼房水」などの「体液」「神経系の情報伝達」「身体の動き」の「とどこおり」から引き起こされるという意味だそうです。
重力による負荷に逆らい、骨格を維持する筋肉は「慢性的に筋肉疲労」を起こし、血行不良を発生させてしまいます。 血行不良を起こすと血液中の尿酸などのいわゆる「疲れ物質」が回収されず、新鮮な酸素も供給されなくなってしまうのです。
そうなると硬くなってしまった筋肉は、しなやかさを取り戻すことができずに硬くなったままの状態となります。
これが「こり」の原因といわれています。

mark背骨は「S」の字

もともと人間は「4足歩行」の動物でしたが、「2足歩行」をするようになって約5kgの「頭」と約6kgもの「両腕」を首と肩の筋肉で支えるようになり、上半身の重さは「腰」が支えるようになりました。
人間の「背骨」の形を横から見ると、首から腰にかけてゆるやかな「S字」を描いて彎曲しています。(生理的彎曲)
これは 「S字」の彎曲が「しなる」ことで上半身の重さを吸収できるようにする為です。
この「しなる」機能を低下させてしまうと、骨格を維持する筋肉の負荷が増え「筋肉疲労」が蓄積されていきます。
そして、「筋肉疲労」による筋肉の緊張状態が筋肉の収縮を鈍らせて血管を「ポンプ」できなくなってしまい、血行不良となり「肩こり」や「腰痛」「首の痛み」などの症状に繋がるのです。
この背骨の「しなる」機能を低下させてしまう原因のひとつには「姿勢の悪さ」からくる「猫背」があげられます。
日本人は太古から純粋の農耕民族で、姿勢が「猫背」気味になりやすいので「こり」やすいともいわれています。

mark「こり」の恐さ

激しい運動よりも、長時間にわたり弱いながらも筋肉を使い続けた方が「こり」は発生しやすくなります。
一日中パソコンを使いながら「デスクワーク」をしたり、「立ちっぱなし」「歩きっぱなし」などの連続運動はどうしても「こり」を発生させてしまいます。
初期に「こり」を感じていても、自分でマッサージしたり、湿布を貼ったりして何となく楽になったら、少しぐらい「こり」を感じていてもついつい我慢してしまいます。
そのうちに「こり」を感じなくなり、忘れてしまいます。しばらくすると、また「こり」を感じますが、以前の「こり」よりも強く感じます。そしてまた我慢していると感じなくなります。
これを繰り返しているうちに、もうあまりつらい「こり」を感じなくなったりしますが、マッサージを受けにいくと「とてもこっていますネ」といわれて「えっ!そう?」とちょっとビックリしてしまいます。
治っていると思っていたのに実は「こり」はそのままっだったりするのです。
「こり」自体は病気といえるものではないかもしれませんが、その状態が長く続くと「頭痛」「首肩の痛み」「胸の痛み」「腰の痛み」「膝の痛み」「手足の痛み」「しびれ」「麻痺」「ふるえ」「めまい」「咳」「かゆみ」等々の「病気」と呼ばれる症状へと発展しかねないのです。