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タコや魚の目ができるのはなぜ?

過剰な圧迫から守るために硬くなっているんです

「タコ」や「魚の目」は、日常の中で連続的に発生する「摩擦」や「圧迫」が引き起こした「炎症」から自らを守ろうとして出来てしまいます。

mark角質層の働きと「タコ」「魚の目」の違い

通常、皮膚の表面は何層もの角質層でできていて、外部から進入してくる「菌」や「刺激」などから守るためにバリアの役目をしていますが、 部分的に連続した「圧迫」や「摩擦」が発生すると、守りきれなくなってその部分が炎症を起こしてしまいます。

そうなったとき、皮膚はそれらの刺激に対して硬い「ケラチン」を余分に作り出し「炎症」した部分を守ろうとします。

「ケラチン」は皮膚の底部の細胞層で作られ、炎症を起こしている皮膚に広がり、端は周りの健康な皮膚に溶け込け込んだ状態で硬くなります。 「タコ」は比較的広い「面」に対してでき、皮膚の外側に向かって厚くなっていきます。 それに対して「魚の目」は中心部に集中した「点」の刺激に対してでき、皮膚の内側に向かって「くさび」状にできていきます。

「タコ」は面でできた炎症に対する痛みで熱く焼けたように痛むのに対して、「魚の目」は先のとがった「くさび」が神経を刺激するので、刺すような痛みが特徴です。 これらはマメとは対照的です。マメは皮膚に短期間な過度の圧力が加わったもので、「ケラチン」を作る時間がないため、メラニンを生成して圧迫された部分を守ろうとします。 足の指の関節にできるような「マメ」はまわりが黒ずんでしまうのはそのためなんですね。

タコ施術前/後
かかと施術前/後

mark正しいケアを!

「タコ」や「魚の目」(マメもそうですが)の解決方法としては、正しい歩き方や立っているときのバランスやを正すことで、足にかかる部分的な圧迫を取り除いてあげれば守るための役割がなくなり、通常の皮膚の状態に戻っていきます。

ただ、原因となる「圧迫」や「摩擦」は日常的に発生しているわけですからタコはドンドン厚くなっていきます。 そうなると、厚くなった「タコ」が「圧迫」によって押し込まれるので異物を踏んでいるのと同じ状態になり、痛みや違和感が酷くなってしまいます。

歩き方やバランスを正すといってもすぐに改善する事はなかなかむずかしいことです。

厚くなりすぎて痛みや違和感のある「タコ」や「魚の目」はきちんとしたケアを行い、「ポンプ機能」や「クッション機能」の為にも柔らかい状態を保ってあげるのが一番です。 なんといっても見た目がキレイな方がいいですよね!

ただし、硬くなった「タコ」はケアが難しいですから、自分でやりすぎて「よけい悪化した!」なんてことがないように私たちにおまかせ下さい。 とくに「魚の目は」芯が深い部分までできてしまっている事が多いので「プロ」にケアしてもらいましょう!